レビー小体型認知症は「脳の誤作動」だ。今自分が居るここは現実なのか幻覚なのか区別がつかなくて困ると父は言う😵
10年程前に同居して父に助け助けられてきた私だが、幻覚の中にいる時の父に、チョッとした恐怖心を覚える様になったのは11月末😲それまでは少し歩こうと言っても歩かず、部屋のベッドに変な格好でひっくり返っている時間が長かったのに、うろうろ落ち着き無く歩き回る🌀幻覚中は昼も夜もない。真夜中に目覚めて幻覚中だと、家中の照明とテレビをつけ、動き回り家族を起こそうとする。私は真夜中に何だか音がする様に思え、父が起こしに来るか外に出てしまうか考えると眠れなかった。そろそろ私が危ないかも😱
息子の引退試合に行く為に4時半に起きた土曜日、何処からか歌声が聞こえてくる。誰かの寝言かと思ったが、よく聴いてみると父の歌声❗え～っ、こんな早朝に何～❔父の元に駆け降りると、なんとまぁ電気を煌々とつけ、オペラ歌手のさながらの大音量で歌っているではないか‼️それはさすがに笑えず「父さん、今まだ外は真っ暗で皆寝ているの💥近所にも迷惑だよ😠💨」と怒ってしまった💧が、ニコニコして、「えっ、そおぅ、それは嬉しいなぁ～🎵生きていらいる喜びを感じているんだよ」ときた😅寝ているの母に父を託して、息子と試合に出掛けた🚗あの父と二人きりでは母が大変と思い、前日に変則的にデイサービスをお願いしておいた。
夕方、私が帰宅して間もなくデイサービスから電話が有った📞午後昼寝に入ってから帰る時間になって起こしても全く起きないので、車椅子に乗せて帰宅しますとのこと♿自宅前にデイサービスのバンが到着し、介護支の方お二人と私で父を支えて部屋に入れ、ベッドに横にした。痩せてきてはいたが骨格のしっかりした父は、赤ん坊の様に脱力しているとかなり重たい。
夕飯になってもびくともせず父は寝続けた🛌3日間、落ち着き無くうろうろしていたから疲れたのだろうと思い寝かしておいた。翌朝部屋を覗くと、まだ寝ているではないか❗それもほとんど体制が変わっていない😨心配になり、近所に住む看護師の弟を呼び様子を見てもらった。弟の呼び掛けにびくともしない…不味い、心筋梗塞、脳梗塞でも起こしたか⁉️掛かり付けの病院にその旨を話すと、至急救急車で来るようにいわれた🚑コロナ禍で受け入れも慎重だ。病院に到着しPCR検査もし、4時間後医師に呼ばれた。「脳梗塞も心筋梗塞もないが、脳炎の可能性が有るので入院しましょう」病院ごとに、レビー小体型認知症の診断は異なる事を知った。大学病院は脊髄から髄液抽出し、脳炎かどうか慎重に判断するのだ。そしてレビーには、これといった特効薬は無く、医師が判断して処方する。
個室で拘束が必要な父…この先どうなるのかさっぱり分からない。コロナ禍で面会は出来ない🚫いつ退院して、どんな状態で帰宅するのだろうか…病院からの電話を待つ状態だった。(続く)
毎朝毎夕お散歩に連れていってくれた父が何処に行ったのか知らないワンコ🐶
