いにしえの…

先日お誘いを受けて参加した茶会🍡

茶室に灯りは無く、光は障子越しに入るだけ。その日は梅雨入りした気だるい陽気で、晴天よりも更に茶室は薄暗い。

日常からタイムスリップした空間で、聞こえるのは茶釜の湯が沸くチリチリという音と、亭主のお手前の音だけ。静寂に包まれる、まさに、『包閑坐聽松風』の空間は、日本人のDNAに染みてくる。

主人のお手前に見入りながら、いにしえに想いを馳せる。刀を置いて一服を待ちながら、ゆっくりしたり、戦術を考えたりしたのかな?でも、そもそもどうやって茶会を予約するのかな?私達はインターネット等で予約し、場所を把握するのに…

別世界を味わった✨本当にいい時間だ🍵

二服目、亭主が灯りをつけた💡

そこから、同席したご婦人の方々と感動の言葉を分かち合う。

友人が「非現実的な世界ですね~。この世を忘れますね。」と言うと、

「こうゆう世界は創るものよ😊」80歳になるというお着物をお召しになった女性が言った。

胸に刺さるお言葉❗創り出して、楽しむ🎵

その後しばらく談笑する中で『一期一会』と言う言葉をかみしめた✨

 これから先の人生においても、大切なひとときをいただいた🍀

隠れ家にしたいところだが、「虚心亭」保存の為に、この様な世界がお好きで、望む多くの方々に知って欲しい。茶会で同席する『縁』を楽しもう🎵

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町田市鶴川にある『虚心亭』